ドイツ語は簡単?難しい?~大学でドイツ語を少し学んだ私が感じること~
こんにちは!とある法学部生です。
早速ですが皆さんはドイツに興味はありますか?私はドイツに興味があって、めっちゃ行きたいです(笑)
特にこのノイシュバンシュタイン城に行ってみたいです!なので大学の初修外国語ではドイツ語を選択しました!
この記事ではドイツ語を学ぶのが簡単なのか難しいのか、大学でドイツ語を少し学んだ私の考えを書いていきます。
先に結論を書きますが、ドイツ語は少し難しいです。これからドイツ語学習の難しいところ、簡単なところを書いていきます。
難しいところ
①アルファベットの読みが紛らわしい!
ドイツ語は大体英語と同じアルファベットを使います(ドイツ語独特なものもありますが)。なので、アルファベットの順番を言うときは エー ビー シー、、、と言いたくなりますが、なんと読みが少し英語と違うものがあるんです!!
例えば、Aは「アー」 Bは「ベー」 Cは「ツェー」 Eは「エー」
Jは「ヨット」 と読むんです。
私はTOEICの勉強もしているのでドイツ語の授業ではいつも間違ってAを「エー」と発音してしまいます(笑)
ドイツ語のアルファベットの読み方を詳しく知りたい方はこの画像を見てください!
本当に紛らわしいですよね(笑)まずはこのアルファベットの読みをしっかり覚えるところからドイツ語の勉強は始まります!
②動詞の形を覚えるのが大変
動詞の形が変わることは英語でもよくあることですよね。ですが、ドイツ語は主語によって動詞の形が変わります。
例えば・・
動詞のkommen(来る)はkommが語幹で語尾のenが主語によって変化します。
単数 複数
私は ich(英語のi) komme 私たちは wir(=we) kommen
君は du(=you) kommst 君たちは ihr kommt
彼は er(=he) } 彼らは sie(=they)
彼女は sie(=she) } kommt 彼女たちは sie (=they) kommen
それは es(=it) } それらは sie(=they)
あなたは(敬称) kommen あなたがたは(敬称) kommen
ドイツ語のほとんどの動詞はenで終わるのでこのルールが適用されます。これをしっかり覚えて、文の主語に合わせて使い分けなければなりません。またこれ以外にも不規則動詞があるので大変です。
③すべての名詞に性がある!
ドイツ語には名詞に男性名詞・女性名詞・中性名詞・複数名詞があります。
ここで、一番面倒くさいのがそれらを区別する方法がないこと!
なので、ドイツ語の新しい名詞と出会ったらそれが男性名詞か女性名詞か中性名詞なのかを覚える必要があります!
簡単に覚えられればいいのですが紛らわしい名詞もあります。ここでは紛らわしい名詞を2つ紹介します。
①Mädchen 「少女」
これは本当に多くの人が間違えます(笑)私もたくさん間違えました。
なんで間違えやすいかというと、他の家族を表すドイツ語では父→Vatter は男性名詞 母→Mutterは 女性名詞 息子→Sohnは男性名詞みたいな感じで名詞の意味と名詞の性が一致するんですよね。
なのでMädchen は女性名詞だ!!と、なりがちなんです。実はMädchenは中性名詞なんです。えーなんでと思いますが。そういうものだと思って、一つづつ覚えていく必要があります。
②Rock「スカート」
女性が履くイメージしかないスカート。普通に考えれば女性名詞のような気もしますが、実は男性名詞なんです。意味が分からない(笑)
自分はこんな感じで頭の中でイメージして覚えました(笑)
ここまで見て名詞の性なんてどうでもいいじゃないか、そこまで大事じゃないんじゃないかと思った方もいるかもしれません。ですがこの名詞の性が次の4つ目の難しいところに繋がっていくんです、、、、、、、、、
④冠詞を付けるのが大変!!
英語にも名詞の前に冠詞がありますよね。a book とか the earthみたいに。なんとドイツ語ではこの冠詞に種類があり、1格、2格、3格、4格があります。ここでは格の説明を省きますが、冠詞の付く名詞が文中でどのような役割を果たすかによってこの格が変わり、冠詞の形も変化します。
また、冠詞の付く名詞が男性名詞か女性名詞か中性名詞か複数名詞かによっても冠詞の形が変わります。
あーーー面倒くさい(笑)
なので名詞に冠詞を付ける時にはその名詞は男性名詞か、女性名詞か、中性名詞か複数名詞なのかを判別した上で、その名詞が文の中でどのような役割を果たしているかを考えながら冠詞をつけなければなりません。
この作業が本当に大変です。頭が混乱してきます。
簡単なところ
思いつくこと1つしかなかったのでそれを書きます。
①語順が簡単
ドイツ語は語順についてのルールが緩いです。英語はSVOCみたいに文型が決まっていますが、ドイツ語は動詞を文の二番目にもってくれば、動詞以外はどこに置いてもOKなんです。
例えば
「私はドイツ語を話します」という文章は「Ich spreche Deutsch.」ですが、動詞のsprecheの位置は動かさずに「Deutsch spreche ich.」とできるんです。
なので動詞が2番目にくるという事さえ覚えれば(例外はありますが)、独作文は簡単です!!
最後に
いかがでしたか。私はドイツ語を学ぶのは少し難しいと思います。なのでドイツ語はドイツの文化や観光に興味を持っている人やドイツ語圏内で生活したい人に向いていると思います。
ですが、ドイツ語も言語です。時間をかけてやればどんな人でも少しづつできるようになると思います!
この記事をきっかけにドイツ語に少しでも興味を持ったり、質問がある方はコメントしてくれると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。